一目均衡表(Titan_Ichimoku)

一目均衡表(Titan_Ichimoku)

インジケーターの概要

MT4、MT5のデフォルトのインジケーターの誤りを修正

このインジケーターは一目均衡表を表示するインジケーターです。MT4とMT5にはデフォルトで一目均衡表が装備されていますが、これらは、先行線と先行スパンを表示する位置をカウントする際に、本来現在の足からカウントしなければならないのに、次の足からカウントしているため、表示位置が1本ずれています。 これを修正したのがこのインジケーターです。

1本分の歪みなので、それほど大きな影響はありませんが、オリジナルの一目均衡表と同じもので分析したいという場合はこちらを使用することをお勧めします。

【デフォルトの一目均衡表(ピンク)と重ねて表示した場合の画像】 インジケーターの概要

一目均衡表とは?

一目均衡表とは、転換線、基準線、遅行線、先行スパン1、先行スパン2という5つのラインをチャート上に表示するインジケーターです。

また、先行スパン1と先行スパン2の間を雲と呼びます。

【一目均衡表の各ライン】 インジケーターの概要

三役によるトレンドの分析

一目均衡表の基本的な分析方法は次の三役と呼ばれる3つのトレンドの判断方法です。

この三役がいずれも上昇トレンドを示している場合は、三役好転、いずれも下降トレンドを示している場合は三役逆転と呼び、強いトレンド状態を示しています。

【三役逆転の例】 インジケーターの概要

三役① 転換線と基準線の位置関係

短期の価格の動向を示す転換線が中長期の価格の動向を示す基準線を上抜ける動きとなると、上昇基調が強まったと判断します。

反対に下抜けた場合は、下落基調が強まったと判断します。

【転換線と基準線の位置関係】 インジケーターの概要

三役② 雲と価格の位置関係

一目均衡表の先行スパン1と先行スパン2の間は雲と呼びますが、価格が雲の上に抜けたときは上昇基調が強まってきた、反対に価格が雲の下に抜ける動きとなった場合は下落基調が強まってきたと判断されます。

雲の中で推移しているときは、トレンドがない状態と判断します。

【雲と価格の位置関係】 インジケーターの概要

三役③ 遅行線と価格の位置関係

遅行線とは、現在の価格を過去の部分にスライドさせたものですが、遅行線が過去の価格を上抜ける動きとなると上昇基調、下抜ける動きとなると下落基調と判断します。

【遅行線と価格の位置関係】 インジケーターの概要

インジケーター利用規約

以下のすべての項目に同意できる方のみ、このWebサイト(https://research.titanfx.com)内で配布しているインジケーターをご利用いただけます。

  • ① インジケーターおよびインジケーターに関する説明等は信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
  • ② インジケーターが表示しているデータ等は、お客様の投資成果を保証するものではありません。また、相場状況や通信環境の影響により、表示内容が異なる場合もあります。
  • ③ インジケーターを使用した投資判断につきましては、自己責任でお願いします。インジケーターの使用により発生した一切の不利益、損害について、当社は一切の責任を負わないものといたします。
  • ④ インジケーターの仕様に関しては、予告なく変更となる場合がございます。変更内容はインジケーターの説明のページ等でご案内させていただきます。
  • ⑤ インジケーターはダウンロードされたお客様のみでご使用ください。インジケーターを第三者に、譲渡、売却することを禁止します。

インジケーターの設定

インプット(MT5の場合)、パラメーターの入力(MT4の場合)タブの設定項目

変数名内容デフォルト
転換線転換線を計算するための期間を指定します。9
期間基準線や遅行線等を計算するための期間を指定します。26
先行スパンB先行スパンBを算出するための期間を指定します。52

カラー(MT5の場合)、色の設定(MT4の場合)タブの設定項目

MT5変数名MT4変数名内容
Tenkan-sen0転換線の色、太さ、種類
Kijun-sen1基準線の色、太さ、種類
Senkou Span A; Senkou Span Bの左2先行スパンAの色、太さ、種類
Senkou Span A; Senkou Span Bの右3先行スパンBの色、太さ、種類
Chikou Span4遅行線の色、太さ、種類
Senkou Span A; Senkou Span Bの左5先行スパンAが上のときの雲の色
Senkou Span A; Senkou Span Bの右6先行スパンBのが上のときの雲の色